行徳の弁天様
みなさまこんにちは。
桜も春の風に飛ばされて、花吹雪がきれいですが、
髪まで飛ばされてまとまらないのが困りものな今日この頃です。
さて、本日は行徳でも有名な史跡のある「 弁天の森21」へ行ってみたいと思います。
↑ 行徳駅改札出て左側です。
いつぞやまで黄色いお花でしたが、今はピンクに彩られています。
「 弁天の森21 」までは駅前に案内板がありますので、
こちらでお確かめください。
弁天の森に到着!
あっという間に弁天の森に到着です。
こちら、公園の中にあるのですが、
公園の話は、以前にもうちのブログで書かれていたのと、
公園のことはうちのBSさん(ゆるキャリママ)が書くと思うので(勝手に決めてごめん
!)、
私は弁天様だけにフォーカスを当ててみたいと思います。
案内板にもありますが、この公園は昭和41年から約10年かけて行われた区画整理で
誕生したそうです。
行徳の区画整理については、私が最初のブログに書いた「南根公園」に
「区画整理完成記念碑」があり、区画整理をする前の行徳駅周辺は
1 :1 :8 の割合で、宅地 :畑 :田んぼ
だった、とありました。
水田って、田んぼ ですよね?
蓮田も田んぼでよろしいでしょうか?
上の案内板には、「(そんな)寂しいところ」に「ひときわ目立った森」があった。
で、その森の中に「弁天様が祀られていた」、とあります。
昔から「弁天山・弁天の森と呼ばれて親しまれていた」とのことですが、
元は江戸時代初めころまでは立派なお宮に祀られていたと。
それが今は小祠のみが残っていると。。。
確かに小さいです。
撮影した日は雨上がりだったので無人でしたが、
晴れた日はこの祠や階段に園児が群がって遊んでいました。
江戸時代の立派なお宮の頃にはありえないだろうな~。な景色でした。
弁財天のこと
徳川の時代に、100年 以上生きたといわれる天海僧正の発案でブレイクした「七福神」、
としても有名な「弁財天」ですが、
そもそも「弁財天」とはどんな神様仏様なのか。。。
調べてみました。
「弁財天」は容姿端麗な女神。といわれています。
行徳の弁財天は少しふっくらしていますね。
でも、「容姿端麗」に関してとくに異論はないです。
時代時代で「容姿端麗」の考え方も違いますから。
それに、現在「弁財天」と呼ばれるのは、もともとの単体の神ではなく、
容姿端麗な神「吉祥天(古代インドの神)」と合併しているからだ、との説もあります。
ま、美のためなら
「プチ整形 化粧で成形 角度と光」
な現代ですからいいんじゃないでしょうか。
もっといえば、「弁財天」は日本神話に登場する、「 宗像三女神 」の中の一柱(神様の
呼び方ね)と同一視されることもあるとか。
そこまでいったら元が無い(国が違う)、プチどころかガッツリ整形、
続けなければ崩れてしまう赤の他人じゃないでしょうか?
と、私は思います。
さて弁財天は、もともとインドの古代神話で大河の神とされているとか。
なので、サンスクリット語(古代インドの言葉)ではサラスバティ(水を有するもの)、
ヒンドゥー教では梵天の妃、といわれているとか。
へ~。梵天の奥さんなんだ~。と感心しましたが、そもそも梵天さんをあまり知りませ
ん。
弁天様はもともと「 大河の神 」なので水と関係が深く、その水の流れる音から
音楽の神、弁舌の神(知恵の神)としても信仰されているようです。
そうですか。水の神なら水のあるところに祀られることが多いですね。
だから水田や蓮田の多かった区画整理前の行徳に祀られたのですね。
納得です。
音楽の神、だから琵琶かな?持っているのですね。
こちらも納得です。
ところで弁天様を仏教に引きずり込んだのは、
「この女神(弁財天)から知恵や長寿が授かる」との理由だそうですが、
誰が引き込んだのかは定かではありませんし、知恵はわかるけど、長寿までとは貪欲な
。。。(あくまで個人の意見です)
洗うほどいい。は?
日本に弁財天が渡ってきたのは奈良時代といわれています。
渡ってきた当初は「弁才天」だったそうですが、室町時代に「弁財天」に字を変え、
財産の神として信仰されるようになったそうです。
江の島でしたっけ?「 銭洗弁財天」ってありますね。
お水と財産、まさしくそのとおり。ですね。
銭洗弁財天では、「境内の洞窟の中に湧いて出る霊水でお金を洗うと、何倍にもなって返
ってくる」と言われているそうです。
で、その洗ったあとのお金は、
「有意義に使うことが基本」
と現地の案内看板に書かれているようです。
はっ!そういえば …
行徳の弁天様のとなりに、こういったもの↑があるのですが…
もしかして「銭洗弁天・行徳出張所」ですか?
湧水っぽいですか…?
続きは「弁天様」番外編を書きます。
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