『一般媒介契約』って有利?不利?
皆さん、こんにちは!!
浪人中の娘の入学試験のことが気になって、仕事に集中できない、レアホームの『不動産のことなら何でもお悩み解決隊長』千原和博です。
※不動産のことなら、何でも解決出来るのですが、娘のことになると、何にもできない情けないパパでございます・・・トホホ(;一_一)
ところで、本日は不動産を売却するときの基本中の基本知識である『一般媒介契約』についてお話させていただきます。
不動産を売却する際に、失敗や損をしないように、最低限知っておいたほうが良い知識ですので、是非参考にしてくださいヽ(^o^)丿
その1・・・『一般媒介契約』とは
その2・・・『一般媒介契約』のメリット
その3・・・『一般媒介契約』のデメリット
その4・・・まとめ
【その1】『一般媒介契約』とは
一般媒介契約とは、媒介契約の一種で、依頼者(売主)が複数の不動産宅建業者に重複して依頼できる媒介契約をいいます。
依頼者からすると、1業者に限定することなく媒介を依頼することができ、また、自ら取引相手(顧客)を探して売買契約を結ぶこともできます。
この契約には、当初依頼した業者に対して、重複して依頼した他の業者に関して、明示する義務があるもの(明示型)と、明示する義務のないもの(非明示型)とがあります。
依頼を受けた業者にとっては、他の業者に対して独占的にその取引の媒介業務を行うことはできませんが、業者間で物件情報を共有することで、物件を探している顧客に対しては、幅広い情報の中から紹介できるというメリットがあります。
【その2】『一般媒介契約』のメリット
お客様(売主)側から見た『一般媒介契約』のメリットは
1.複数の業者に販売依頼出来るので、販売チャンスが増える。(実際は、専任や専属専任の場合、レインズ(不動産流通機構)を通して、全国の不動産屋に対して販売依頼をするため、販売チャンスは同じである。)
2.業者間で競争原理が働くので、一生懸命販売販売してくれると思われている。{実際は、不動産屋の立場からすると、売買契約が成立しないと、売上にならないため、積極的な(有効的なチラシ戦略やネット戦略等の費用が掛かる広告費を使うことが出来ない)販売活動が出来ない為、成約に時間が掛かるケースが多い}
【その3】『一般媒介契約』のデメリット
お客様(売主)側からみた『一般媒介契約』のデメリットは
1.管理が大変である・・・専任(専属専任)媒介の場合は、ほとんど任せっぱなしに出来るので、鍵の管理、業者からの問い合わせ、物件ご案内時の立会い、等の面倒なやり取りがないが、一般媒介の場合は、各業者とのやり取りを自分で管理しなければならない為、頻繁なやり取りなどが面倒くさいという方が多い。
2.媒介業者からすると、一般媒介契約はメリットが少ないため、積極的な販売活動が期待できない(媒介業者からすると、成功報酬なため、成約にならなかった場合のことを考えるとリスクが高すぎるため、最も有効的なチラシ戦略などに費用を掛けることができないため)。
【その4】まとめ
『一般媒介契約』は、時間的に余裕があるお客様(売主)様や、販売に時間が掛かっても大丈夫というお客様(売主)様に向いている媒介契約となります。
やはり、専任媒介契約や専属専任媒介契約と比較すると、人気は少ないようである。
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