株式会社アーバン
2022年04月10日
ブログ
行徳 中江川緑道 桜並木
まだ間に合います、2022年4月10日
行徳の桜の名所と言えば「中江川緑道」。
先週、お客様のご案内でこの緑道を通りかかったのですが、その時は満開でした。
じっくり緑道を歩いてみようと、本日陽気に誘われて自転車で再訪しました。
「今年はちゃんと花を見ないうちに桜は終わっちゃったな」
という貴方、まだまだ間に合います。
花の盛りは過ぎていますが、花びらが舞い散る緑道では淡い情緒が味わえますよ。
花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは
(桜の)花は満開のときだけを、月は少しの雲りもなく照っているのだけを見るものであろうか、いやそうではない
「咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ、見どころ多けれ。」
今にも咲きそうなころの梢とか、花が散って、しおれた花びらが点々とある庭などにこそ見るべき情緒があるものだ。
ご存知、吉田兼好の「徒然草」の137段です。
吉田兼好、生誕は弘安6年(1283年)頃、死没は文和元年(1352年)といいますから、約700~750年前に生きた人です。
21世紀に生きる私たちでも共感できるこの文章、何という慧眼の士でしょうか。
男女の情けも、ひとへに逢い見るをば言ふものかは。
137段の凄さはほかにもあります。
「男女の情けも、ひとへに逢い見るをば言ふものかは。
逢はで止みにし憂さを思ひ、あだなる契りをかこち、長き夜をひとり明かし、遠き雲居を思ひやり、浅茅が宿に昔をしのぶこそ、色好むとは言はめ。」
ウ~ン… こんな想い、近頃してますか?
え?現代語訳を載せろと仰る?
いやぁ、とてもじゃないけど恥ずかしくって。申し訳ないですがweb検索してみてください。
それではまた。今後も地域の情報など、アップしていきたいと思います。
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